イケメンによって尻の穴に管を差し込まれる
おいおい、また下ネタかよ。
こんばんは。ももちんです
今日ね、私、人生で初の大腸内視鏡検査受けてきました。
30歳で受ける人ほんと珍しいとは思うんですが...
ガスがたまって胃のあたりが痛くなるのがほぼ毎日で、クスリ飲んでもよくならなくて辛くて。
悪いものだったらやだなーと思って、念のために検査を申し込みました。
検査の日の朝から絶食。
検査の4時間前から、下剤を1.5リットルゆっくり時間をかけて飲みます。
すると出るわ出るわ、お腹は痛くならないんだけどお尻が決壊したように出るわ。
5分おきくらい、20回くらいトイレに駆け込んだ。
すべて出し切り病院へ。
検査着に着替えるんだけど、この時のお尻に穴の空いたパンツが間抜けである...
待合室で待つ間、緊張して雑誌の内容があまり頭に入ってこない。
しかし週刊文春の、ベッキーの不倫記事はすごいすんなり頭に入ってきて大変興味深く読みました。
ゲスですなぁ〜私はゲスな人間だなぁ〜
と思ったところで看護師さんに呼ばれて検査室へ。
死刑直前みたいな顔してる私を、看護師さんが大丈夫よ、心配しないでリラックス!と笑顔で励ましてくれてこの人の子供になりたいなどと錯乱する。
そして体の緊張をとるという鎮静剤を注射されると、ふわーーっとしてだるくなる。
うわーなにこれぼーっとして気持ちいい。
そして先生の顔を見ると...
イケメンだった...
どうしてなんだろう、普段イケメン運なんてないのになんで私の尻に管をさして腹のなかを見る人がイケメンなの?
電車の向かいに座った人とか、買い物中にすれ違った人がイケメンとかでもいいのに
どうして私の尻の穴に管を(以下略
こんなところでイケメン運を使い果たした私は絶望しながら検査を受けることになった。
ものの5分くらいで
「いま大腸の、真ん中の折り返し地点まできましたからねー」
「ふぁい」
10分くらいで
「今大腸の終点まできましたーこれから中を確認していきますからねー」
「ふぁい」
15分くらいで
「大腸異常ないです!これで終わりですー」
「よかった...ありあとあした」
ほんとに、ぼーっとしてるうちにすぐ終わっちゃった。
お腹の痛みも全くなし!
さすが、評判のいい胃腸科!
イケメンだし腕もいい。最高だね!
そして何より、なにも悪いものがなくて嬉しい、安心。
幸せな気持ちで鎮静剤が冷めるのを待つ。
徐々に意識がはっきり戻ってきて、暇だからストレッチしてたら看護婦さんがきて
「今日一日中、なにも食べられなくて辛かったでしょ。食べてください」
ってビスコくれた。
ありがとう、大好きだ。
この細やかな心遣いが嬉しい。
こんな感じだったら、また何年かしたら受けにきたい。
次は欲をいえばおじいちゃん先生がいい。
いや、またイケメンによって尻の穴に管を差し込まれるのも悪くないかもしれない。