物語が大好き。神話の勉強もしたい。
私は幼児の頃から本の虫でした。
とにかく片っ端から家にある本を読み尽くした。小学生になると、大人が読む本でも手当たり次第に貪った。
好きなことをしていい、と言われるとまず本屋か図書館に行く。
空想の世界に浸るのが何よりも楽しみ。
物語が大好きな私は大人になるにつれ、ただ物語の世界に浸るだけでは飽き足らず
どうしてこの物語を面白く感じるのか?という分析に腐心するようになった。
物語は人の心。
心理学を少しかじると、途端に物語が面白く感じるようになる。
あぁ、だからこの主人公はこうなんだ...
とか
こういう家庭で育った子だからこういうふうに考えちゃうんだね...とか。
よくキャラクターが作り込まれたお話は、そういう意味でも「人間」が描かれていて物語の厚みが増す。
また、こんなことにも気がついた。
多くの人の心を掴む物語には、下敷きにしている別の物語がある。
下敷きにはしていなくても、共通するモチーフが登場したり引用されたセリフが入っていたり。
その「元になった物語」を読み込むと、もっと深く作品を楽しめたりする。
エヴァンゲリオンなら聖書だし、
千と千尋の神隠しやポニョには日本や西欧の神話のエッセンスが盛りだくさんだし、
君の名は。もそうだね、日本神話がふんだんに盛り込まれてますよね。
...とここまできて、「あれ?神話ってだいぶすごいんじゃね?」と考え出す。
何千何も前から語り継がれてきて消えない神話。
きっと人の深層心理に響くからこそ、廃れないで何千年も人の心を打ち続けるんだよね。
だから神話を元にしたお話はたくさんの人の心を掴むし、ヒットする...
とここまで考えて、神話を勉強すれば物語がもっと楽しめるんじゃない!?と思うようになった。
物語は人の心だから。
集合的無意識というのがもしあるのなら、それに近い物語に触れたい。
古くから語り継がれる人の心を知りたい。
次回は神話や童話の好きなモチーフについて書こうかな〜♪