心気症8 行ってよかった、歯医者さん
歯医者さんに行ってきました。
前歯も異常なし、他の歯も異常なし。
そして私のパフォーマンスが始まる。
「大病だったらと思うと心配で...ネットを見ると腫瘍とか心筋梗塞とか怖いことばっかりで...私、心気症気味で...」
冷静な自分がもう一人いて、かまってちゃんの私を見つめている。
それは甘えだ。
旦那に呆れられてて、優しく話を聞いてくれる人を探してるんだ。わかっている。
でも今の私は、これをしないとやっていけないみたいだ。
すると、その話が伝わったのか院長先生登場。
院長先生は超パワフルで勝気な人だ。
「ねぇ、心気症だって?よく話してくれたね。一人で抱えちゃだめ。心療内科行ってるの?行かなくちゃ。あなたの問題は、歯もそうなんだけどなんでも悪い方に悪い方に考えちゃう心の問題なの。そういう人今たくさんいるの。珍しくないよ。この先ずっとそうやって心配して生きていくの?嫌でしょう?病は気から。明るく生きなくちゃつまんないよ!ママがめそめそしてたら子供に伝わっちゃうよ!ネットで調べるのは絶対にだめ!悪いことしか書いてないからね!」
私、号泣。
「腫瘍が原因で歯が痛くなることもあるって聞いて...」
というと
「それはMRIやるしかないよ、本当に心配ならね。そうやってひとつひとつ可能性をつぶしていくしかないよ。でも噛み合わせだと思うけどね。舌に歯のあとがついてるし、歯も削れちゃってるよ。こんなに噛み締めてたら歯も痛くなるよ!」
ってずっと励ましてくれて。
帰り際にも、
「頭は痛いの?痛くないでしょ?腫瘍なんてあったら痩せてくよ。あなた今痩せてるの?」
「全然痩せないです!!」
「そうでしょう!←(オイ)」
「笑って!そうそう笑わなくちゃ。ここのみんなあなたのこと応援してるから。元気になってほしいって思ってるから!」
と。
家に帰って、なんだかいろんな気持ちが入り混じってわんわん泣いた。
先生に相談してよかった。私のこと本当に考えてくれて、ありがたいと思ったし気持ちに応えたいと思った。
私は一体、どうなりたいんだろう?何が不満なの?
元気になりたい。わかってほしい。
MRI、どうしようか悩む。本当にそこまですることなの?
不快な症状さえなければ、元気に過ごすことができるのに!
ぐちゃぐちゃになって、とにかくわんわん泣いた。
1歳の子がいるのに。最低だ。
さんざん泣いたらスッキリして、上の息子をお迎えに行った。
生理になったこと、昨日一睡もできなかったこと、外の風が冷たく強かったこともあって頭痛がした。
脳腫瘍...とチラリとよぎったけど、ばかばかしい、という考えのほうが大きかった。
案の定、家に帰って暖かくすると落ち着いていった。
寝るとさらによくなった。
MRIは、歯痛や頭痛がこの先どんどんひどくなって日常生活を送ることが困難になったら受けよう。
どっちにしろ春休みだし、心療内科にも脳神経外科にも行けないや
それよりも、お友達とたくさん約束して遊ぼう。出かけよう!
よし、これから掃除して洗濯して洗い物するぞー!!
こうやって浮いたり沈んだり、繰り返しながら生きていく。