僕だけがいない街 1巻&2巻 感想
今、面白いと話題になっているし私が大好物のタイムワープものと聞いて...
まだ2巻までしか読んでないけどガッツリとハマりました。
伏線がたくさん散りばめられており、1ページも油断できません
先読みできない展開にドキドキするし、加えてキャラクターも魅力的
心情描写も丁寧で、感情移入しうっかり涙を流してしまうシーンも。
とにかく今一番、ハマってます
以下、内容のネタバレしてますのでまだ読んでない方は回れ右してください。<気になった点>
◯ピザ屋の店長が後でなにかやらかしそう。悟への信頼、アイリへの目線、アイリに好感がある?悟への嫉妬?
◯雛月母と誘拐事件の真犯人には接点がある?
◯雛月母が雛月失踪後に燃やしていたのは、雛月が悟に編んでいた手袋
雛月母は、雛月が失踪した時点でもう戻らないと知っていた?
◯八代先生が素晴らしい人すぎて逆に怪しい。あんなに話のわかる人が都合よくいることの違和感。
サイコパスが外面を良くして、周りの人を魅了しているみたいに思える。
少なくとも事件の核心に大分近づいている重要人物。
◯雛月はなぜ悟が漫画家を目指していることを知っていたのか。文集に書いたのか?悟は文集に何を書いたのか?
◯ケンヤはこの物語のキーパーソン?
◯悟の手袋はどこにあるのか?<熱く語りたい点>
虐待されて、なにも感じない心を手に入れようとする雛月。
雛月を必死に救おうとする悟。
愛を感じました。
悟のまっすぐな気持ちがすこしずつ雛月の心を開いていく...
しかし、一筋縄ではいかない
幼少期に親にしっかり愛された、という土台がない人間は
しっかり愛された人間には想像もつかないくらい不安定で、複雑で、脆い
愛された人間は、自然に人のことを信頼することができる
でも愛されていない人間は...本当は信じたい、けど簡単にはできなくて
疑う、遠ざける、突き放す
少しのウソも許せない雛月。
少しずつ、少しずつ
まっすぐな気持ちを積み上げて、雛月を守ろうとする悟
泣けます...!!
雛月は周囲の環境さえよければ、ちゃんと幸せになれる子なのに
これから楽しいことがたくさん待ってるよ
人生は暗闇ばかりじゃないよ
雛月はとってもいいこだもの!
でもさ...
なんだよあの2巻の最後...
もう...鬱...
悟は最大限のことをしたのに
やはり事件は起きてしまった...
ああ!
早く!
3巻が読みたい!!!
雛月ぃぃいいいぃ>_