過敏性腸症候群と私1
小学生の頃から、下痢と便秘を繰り返すようになった私。
特に下痢のときのお腹の下し方がひどく、牛乳、コーヒー、スパイスや唐辛子などの刺激物は全部NG
少し氷水を飲みすぎただけでも、ご馳走を食べ過ぎただけでも下痢。
しかも下痢は時と場所を選べないから、慌ててトイレに駆け込むこともしばしば。
電車の中でもらしそうになり、慌ててトイレに駆け込んで、でも座る直前に粗相をしてしまい
高校を休んだことがありました。
それから電車が怖くなり、電車に乗るたびに緊張して便意を催すように。
車で漏らしそうになればそれから車が怖くなり
授業中に漏らしそうになり、保健室に行くと嘘をついてトイレに行ったり
そうすると、それがトラウマになり授業中はいつも腹痛がするように...
共通するのは、トイレがない状況。
トイレに行けない、粗相をしてしまったら...
と思うと、自分を追い込むように実際に腹痛があり便意を感じてしまうのだ。
いつでもトイレに行ける状況であれば全く平気。
完全に、精神が体に影響を及ぼしてました。
どうして、自分で自分を困った状況にしてしまうのか。
自分の心と体が嫌でした。
私が思い込むせいで、体に変化が起きてしまう。
なんとかならないものか...
足りない頭で、なんとか対策を考えました。
○朝ごはんをしっかり食べて、腸を動かし必ず排便してから外出する
そうすると、よし!私のお腹の中にはなんにもない!もし便意を感じてもそれはきのせいだ!と思えてリラックスできるのです。
○外出前には牛乳、コーヒー、氷水を飲まない
○もし電車や授業中に便意を感じたら、お腹の中にあったかいボールがあるのをイメージしてなぜる
○毛糸のパンツをはく。下半身を冷やさない
これをすることで、だんだんとトイレに駆け込む機会が少なくなり
それが自信になって、お腹のことを気にしなくなってきました。
子供が産まれると、子供に気を取られますますお腹のことを考えなくなり。
あまり遠出せず、近所に出かけるだけの生活になるといつでもトイレがあるからさらに安心できるように。
それでも週1くらいでお腹はこわしてたけど、もう諦めというか慣れというか
このままうまく付き合っていくしかないなぁと思っていた。