へびのせんせいとさるのかんごふさん

ひさしぶりに、イッちゃってる子供の絵本に出会えました。

子供の絵本ってぶっとんでるものも中にはあるんだけど、この本はもうナンバー1です。

2016年この絵本がすごい！の暫定1位です。

上の息子(4歳)が図書館で見つけてきました。

どんな内容かというとー

へびのかんごふさんは働き者。

まず自分が薬を飲んで、かんじゃさんにガブリと噛み付いて注射をします。

ここでまず、ん？と思いました。

毒蛇が敵の体に毒を流し込むのと同じ原理だね！

注射された患者さんが、ハイになってるのがまた怖いです。

そしてへびのかんごふさんの仕事はそれだけではありません。

おなかがいたい患者さんの口から入って、おなかのなかをのぞいて、何故おなかがいたいのか確かめるのです。

うーん、内視鏡かな！

胃カメラを先月飲んだ私にはこのうさぎが他人事ではありません。

うさぎ、あまりのことに顔が真っ青になってるんですよ。

これ絶対おなか原因じゃなくてへび飲んだから青くなってるよ！！

さて、そんな頑張り屋さんのへびのかんごふさんですが

実は前から、おいしゃさんになってみたいという夢がありました。

それをさるのおいしゃさんに相談すると、

「いいよ！やってみな！一日だけ仕事を交換しよっか！」

と軽く快諾。

へびのせんせいとさるのかんごふさんで、1日仕事交換してやってみようと。

すると、注射が必要なたぬきがやってきて...

さるのかんごふさんが注射することになるんだけど...

さるの歯はへびみたいにとんがってないから、ギリギリ痛いだけ！

そしてついに、さるのかんごふさんは口に含んだ薬を飲みこんでしまう！！

どうですか、この顔。

もうクスリがキマっちゃってるでしょ。

怖い怖い、この本怖い。

患者さんは、たださるに噛まれて痛いだけ！

あまりのことに、マスクを目にかぶっちゃってるし

無感動な顔してるへびのせんせいもまた怖い。

そして次の患者さんは、おなかがいたいライオン...

もうお判りですよね、さるのかんごふさんがおなかの中を診るんです。

ここで息子は大爆笑でした。

さらに悲劇が！

さるのかんごふさんが、ライオンの口にひっかかってでてこられなくなりました！！

もう、なんてつっこめばいいのか言葉もないよ...

どうすんだよこれ...

この後もさらにすごい展開があって、衝撃のラストを迎えます。

図書館に返してしまうのが惜しいです。

皆さんも、ご自身のお子さんや親戚の子にプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。