心気症の学会2世が自分の心を取り戻したいんだってよ

学会2世ですが、信仰心なしです。心気症気味です。高血圧合併妊娠で3人目を産もうとしています。

創価学会の家に産まれて(学会2世の苦悩)8

地方国立大に入学することができた私。

母は私に言いました。
「大学にはきっと、学会の人が集まる学生部っていうのがあるから!絶対探して入っておいたほうがいいから!連携って大事だから!」と。
冗談じゃねぇ、余計なことするな!
と思いました。
まーそんなこと言われても探さないし、もし見つかったら全力で逃げようと思ってた。

しかし、入学式のあと。
人混みの中、帰ろうとしていると
赤、黄、青の学会の三色旗を持った女性が!!
余計なことするんじゃねえ!!
なんでこんなときにいるんだよ!?
と思いましたが時すでに遅し
母の視界に三色旗の女性が目に入らないように誘導しながら、素早くこの場を去りたいと思っていたのに
母親が目ざとく発見し
「この子をよろしくお願いします」となってしまった
「一緒に対話していこうね!」
だって。対話ww

あー、スタートから最悪。
でもいいや、誘いがあっても無視して全力で離れよう。

それから誘いは全部断り、偶然学内で会っても
露骨に嫌な顔をするようにすると
「なんでそんな嫌な顔するの!?」
と言われました
「活動とかもう嫌で、絶対にしたくない」
というと、なんかもごもご言ってたけどフェードアウトしていきました。
友人たちはそんな私をみて
「大変だね。」
と同情的でした。

大学では、ある武道系の部活に入りました。
ある程度早い段階で、
私は自分に自信がない。
暗いしいじめられやすい。
家が創価学会で、未来が見えなくて不安。
中学のときに出会ったMさんと別れて、もう二度とあんな人に会えないかもしれないと思うと不安で仕方がない。
と部活が同期の友人たちに打ち明けると
「どことなく表示が暗い。ぶりっこしてるけど、ふとした瞬間に暗い顔してるよ」
「もう自分で自分のこと暗いとか言うな。本当にそうなってくから。マイナスなこと言わないでいると、自分のいい部分が伸びてくから。いいところを伸ばしていけ」
創価学会の家に産まれたせいで不幸になると思ってると、本当にそうなっていくよ。自分で自分を不幸にしてるっていうか」
「MさんMさんて言ってるけど男に依存してたっていうだけじゃん。いなくなったからってこの先生きていけるかって、そんなに依存してた自分が弱すぎるのがいけないんじゃん」
などと言われました。
目からウロコでした。
もっと自信持ったほうがいい?
幸せになれるって。
もっと、いい方に変われるって思っていい?
それと、Mさんに対する気持ちって依存だったの?
みんな、私みたいに依存する対象がなくても辛いこと自分で乗り越えてるんだ...
ていうか、それが普通のことなんだ...
もっと強くならなくちゃいけないなぁ


手厳しいことも言われましたが、私にとっては必要な助言でした。

大学生活、いい友人にも恵まれ部活も頑張り、バイトもし、試験やレポートも頑張り成績はわりといいほうでした。
私のいい部分が伸びるように。
あまり悲観的にならず。
行動力があるのが、私のいいところ。
コツコツ勉強するところもいいところ。
たくさん調べるのが好きなところも、いいところ。
やっぱりコミュニケーション苦手だったり、変わらない部分もあるんだけど
話せる人の幅が広がったり、いい変化があったと思います。

ただ恋愛依存が治らなかった!!
ときめいていれば、辛いことが少し和らぐ気がした。
あと、単純に寂しかった。
寂しくて寂しくて彼氏が欲しかった。
勝手に「この人いいかも!きっとこんな人に違いない!」ってよく知りもしない人に対して思い込んで
「あなたのこと好きですー私、いけますよー」って隙だらけで近づいて
「付き合おう」ってなって
お互い心の距離がそんなに近づいてないうちに体を許す。
長続きしなくて、結局別れる。
1ヶ月だったり、3ヶ月だったり長くて半年とか。
ころころ彼氏が変わる私、友人にも心配された。

でも当時の私は
「ちゃんと付き合ってから体の関係になってる。付き合ってないのにやっちゃう人とか、セフレとか2股とかたくさんいるのにその人たちと比べたら私なんて全然かわいいもんじゃん!何がいけないの?」って思ってた。
確かに外からみたら、ちゃんと付き合ってからしてるんだから何も問題なくみえる。
しかし実際、心のつながりが危ういのに体が先につながってしまうから長続きしない。
きっと心の底で、自分に自信がないので。
私の内面的な魅力なんてなくて、だから体で釣り合いとらなくちゃって思ってて。
それが危うかった。
今ならわかるんだけど、当時は
いろんな人と付き合えて面白いじゃん!
性欲強いしね、若いうちしか楽しめないし!と。
ただのビッチやないかい。
でもね、空虚だよね。結局。
精神的に深くつながって、満たされたおつきあいって知ることがなかった。
多分、そんな人を見つけられる友人が羨ましかった。
...なんか学会のこと関係なくなってきちゃった。

つづきます