学会2世の女が自分を取り戻すためにあれやこれや模索しますよ

学会2世ですが、今は全く活動してません。信じてません。でも罰の思想を未だに引きずってて、心気症気味です。

創価学会の家に産まれて(学会2世の苦悩)5

小学6年生の春休み、家に初めてのパソコンがやってきました。

Windows95。時代を感じますね。

噂にきいていたインターネットができる!

私は特打というソフトをやりまくり、ブラインドタッチを身につけ意気揚々とインターネットの海に飛び込みました。

「誰かが誰かに恋してる」っていう中居くんが出てたドラマ。
確かチャット上の恋愛の話だったんだけど
それに憧れてたんですよねー

テレホーダイの時間になるとチャットしまくり。
当時中学生でチャットまでしてるのは本当に珍しかった。

そしてある日ふと、検索エンジンで「創価学会」と何の気もなしに検索してみた。
そしたら出るわ出るわ
創価学会はカルト宗教!」
「許しがたい詐欺行為」
「選挙の時は正直迷惑」
「勧誘してきたら死ぬ気で逃げろ」などなど。

なんか、ショックでした。
矛盾してるんだけど、やっぱり私が育ってきたところだし私の一部にもなってるから。
自分でもいやなのに、他の人から批判されるのもいやなんですね。複雑...
しかし世間からみたらこんなに嫌われてるのか...
と目が覚めた気持ちになったんです。

私の周りは、家族、親族、組織の知り合いと創価学会包囲網。
中学の友人は創価学会なんて詳しく知るわけもなく
ネットで初めて、世間からどう見られているのかを知った。
同時に、私が教えに違和感を覚えるのはおかしくないんだ。
普通のことなんだ。と背中を押された気持ちにもなりました。 

そしてチャット上で親しくなったMさんに、
創価学会の家に産まれてしんどいこと
中学も人間関係がうまくいかないこと
いろいろぶちまげて精神の安定を保っていました。
信仰熱心な家族の中で孤独を感じ、中学でもうまくいかず
居場所を探していた私はMさんを心の支えにするようになりました。
Mさんに初めて
「私は創価学会の教えを信じてない」
と打ち明けたとき。(電話でした)
怖くて、体が実際に震えました。
私の心の中の問題だったのに、初めて声に出してしまった。
ありえないってわかってるのに、罰が怖い。
なにか得体の知れない大きな力が、不信心な私を見つけて悪いことが起きたらどうしよう。
小さい頃からの刷り込みってほんと怖いですね。。

余談ですがMさんはしんどい境遇の私に本当に親身になってくれ、辛い時は家族から逃げて自分のところに来てもいいと言ってくれました。
今思えば、家族の中でも孤独感を感じ学校のクラスも部活もうまくいかなかった私はMさんにだいぶ依存していった。
ネットという逃げ場がなければ、中学生の私は病んでもっとひどい状態になっていたかもしれない。
私は徐々に、信仰心がなくても大丈夫なんだ。むしろ、正常な心の動きなんだ。
というふうに自分の心を納得させていきました。
しかし、このまま信仰心があるフリをしながらいつまで家族といられるのか。
いつか、信仰心がないことをカミングアウトして縁を切られる時がくるのか。
悩みの焦点がそちらにうつっていきました。

私はMさんに恋愛感情を抱いているのか、人間として好きなのかわからなくなり
共依存みたく狭い世界から出られなくなるのが怖くなり
散々振り回して苦しめた挙句、一方的に連絡を断ちました。
あれだけ心を砕いてよくしてくれた恩人に、あんなにひどいことがよくできたものだ。
ここまで人にひどくできるのが、自分という人間なんだ。ということを思い知りました。
結局、恋愛感情を向こうは持っていたのに
こちらは持てなくて、というのが一番大きかったのだけど。

最大の心の拠り所、Mさんとお別れし
でも自分のことも弱くて信じられず
信仰もなくして
ふわふわした不安定な状態のまま、高校生活がスタートするのでした。

つづく